婚活において、まず最初の始まりは、お見合いだろう。
厳密に言えば、その前段として、
も重要だが、今回は割愛する。
婚活たるもの、直接会わないと始まらない。
ただそのお見合いを正しく組めているだろうか?
お見合い=アポ(アポイント)
などと婚活界隈ではよく言われているが、アポイントを組むのにも技術(コツ)がある。
を受けている私が、婚活においてのアポイント(お見合い)の組み方について解説する。
※そもそもお見合い(アポイント)を組むことができない方は、その前段階の改善が必要なため、また別記事にて対策を考察する。
大前提:数を打て(質量転化の法則)
大前提になるが、まずアポイントは数をこなすことが大前提となる。
婚活を営業に例えるなら、
・売り込む商材は自分自身
・プレゼンは自分と結婚(付き合う)とどんなメリットがあるかの提案
ということになる。
まずは自分自身を正しく認識し、うまく相手に話すスキルが求められるが、これは座学だけで習得は難しい。
実際に多くの人と会い、トライ&エラーで学んでスキルアップしていくしかない。
小手先のテクニックも色々あるが、まずはベースの会話力や対面力がないと、テクニックは活かせない。
(小手先のテクニックばかり実践しようとしがち)
多くの人とお見合い(アポ)をこなし、都度振り返り、反省を行うことが重要である。
・何が良かった、何が悪かった
・自分のくせ
・相手の反応(何を話してどうなった)
・相手のどう言ったところに惹かれたか、嫌だったか
これらをしっかり言語化していき、自分の勝ちパターン(得意な話の展開)を確立していければ、お見合いの勝率は上がっていくだろう。
そして、自分がどんな相手を望んでいるのか、それが高望みなのか、現実的なのかも見えてくる。
アポイント(お見合い)の組み方
それでは本題のアポイント(お見合い)の組み方について開設していく。
当然色々な働き方の方がいることは承知の上だが、今回は、
土日祝お休み(月〜金、9-17勤務)
の方を想定して考察する。
イメージを掴んで、各自のシフトや業務形態に合わせて、調整してほしい。
1日1アポで終わらせない
まず最初に言っておきたいのは、1日1アポで終わらせるな、ということ。
「1人会ったら疲れてしまって、2人以上会うなんて厳しい」
などいう方がいるが、ありえない。
婚活は年齢が最重要なポイントであり、少しでも若いうちに、良い方と出会うことが重要。
1日1人、ましてや月に数人しか会わないなど本当にありえない。
当然、仕事が忙しい方、対人関係が苦手で疲れてしまう方など個人差はあるだろう。
しかし先に述べた通り、まずは数を打ち、質を上げることで、アポの内容(成功率)も上がっていく。
どれだけ忙しくても、週に5アポ程度は入れることをおすすめする。
イメージで言えば、
は十分会うことができる。
外資勤務の私でさえ、1ヶ月で25〜30名近く会うことができている。
メンタルの問題はあれど、物理的にはあなたにもこなせるはずだ。
あまりモテない方は、「成功率を高めるため」に数を打つべきだし、ある程度モテる方は「より良い人を選ぶ」ために、数を打つことをお勧めする。
そして、たくさんの候補ができている状態だと、心に余裕が生まれる。
1人しかいなければ、
「この人がダメになったらどうしよう・・・」
と固執してしまう。
余裕を持った婚活をするためにも、数を打つことは重要になる。
「本当にこの人でいいのかな・・・」
と悩んでしまう人にも、比較対象を大量に作ることで、
「これだけ会って、この人が一番良かったのだから間違いない」
と思うことができるだろう。このアポイント時での努力が、後々の結婚決断にも効いてくるはずだ。
カレンダーの時間を抑える
でも予定が詰まってて、なかなか空いているところがないんですよ・・・
根本的に間違っている。
空いているところを探すのではなく、最初からブロックしておくのである。
おすすめの時間は下記になる。
【平日】
19:00~ カフェ(or ZOOM)
21:00~ ZOOM(or 電話)
【休日】
10:00~ カフェ
12:00~ ランチ
14:00~ カフェ
16:00~ カフェ
18:30~ ディナー
もちろん私でも毎回平日2人、休日5人会っているかというと、それはできない。
だが、まずこの枠があることを理解し、カレンダーで先行して押さえてしまうのが良い。
慣れれば毎度カレンダーに入れる必要はないが、スケジュール管理が苦手な方は試してみてほしい。
この枠でアポを組んでいければ、時間を無駄にすることが少なくなる。
例えば相手の予定に合わせて、
11:00~ カフェ
13:30~カフェ
16:30~ カフェ
とか入れてしまうと、間の時間が中途半端で、それ以上の予定を入れにくくなる。
ある程度ベストな立ち回りをある程度定めておき、そこにアポを調整していくことで、無駄な動きが減る。
尚、先に挙げた枠は最大値に近いので、現実的なところ、
【平日】
19:00~ カフェ(or ZOOM)
【休日】
10:00~ カフェ
14:00~ カフェ
16:00~ カフェ
程度こなせていれば、十分月20〜30名近く会うことは可能である。
ちなみに、スケジュール管理は、Googleカレンダーなど、Web上で管理できるものをおすすめする。
予定の変更なども定期的に発生がありうるし、紙の手帳だと煩雑な作業になってしまう。
時間帯別にお見合い相手を検討する
スケジュール確保が完了したら、誰にどのタイミングでアポを組むかを考えていく。
個人的には下記をおすすめしたい。
①初手14:00カフェ
②16:00カフェ
③10:00カフェ
④2回目の方とランチ12:30〜
⑤2回目の方ディナー18:30〜
まず、初めて会う方はすべからく、カフェで会うことをおすすめする。
男性であれば、金銭的負担の観点から、
女性であれば、ヤリモクを避けるという観点でも、初回から飲み、ランチにいくのはおすすめできない。
カフェであればどの時間帯でも良いのだが、14:00~、16:00〜が一般的には調整しやすい時間帯になるだろう。
朝は設定しにくいかもしれないが、相談所などでは普通に打診できるので、積極的に入れていくと良い。
そして、ランチとディナー(飲み)は2回目以降、「この人はありだな」と思った方だけ誘うようにしたい。
逆を言えば、男性からいつまで経ってもランチ、ディナーの誘いが来なければ、まだ探りを入れられている状態(本命ではない)とも言えるかもしれない。
※ディナーに誘われたから必ずしも本命というわけでもないので注意
目標を定める
闇雲に平日は1人、土日は5人会っていたら、心身ともにかなり疲弊してしまうだろう。
そこで、月単位でアポイントする数を決めてしまうことをおすすめする。
目標設定は、過去の実績や、自分の見立てで、
・お見合い→仮交際へ進めたいと思う(進められる)率
(アプリであれば、次も会いたいと思う、会ってくれる率)
から逆算して計算すると良い。
自分の場合は、結構相手を選んでしまう部分があるため、より数を打たなければならないと自覚している。
5人会って1人進めるかどうか
↓
5人程度はは2回以上会って判断していきたい
と考えれば、やはり月25〜30人くらいはアポイントを入れるべきという判断になる。
また、短期間で一気にお見合いを進めることにより、
という後悔を持たないようにするため、という側面もある。
まとめ
今回はアポイント(お見合い)の設定の仕方を開設した。
まずは可能な限りとにかく会うこと。
たくさんアポをこなす中で、自分の中のお相手への希望や求める価値観なども見えてくるし、アポのスキルも向上していく。
そして、効率的なアポの組み方を考え、自分の目標設定に合わせた枠をはじめに用意し、そこにアポを入れ込んでいく。
アポイントのコツは、
自分主体でスケジュールを組むこと
にある。
相手に振り回されると、時間を効率的に使えない。
こういった意識を持ってアポを組むことで、より納得のいく婚活に繋がっていくだろう。
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